初夏に楽しむメロン狩り
農業大国として知られる茨城県は、旬の果物狩りが楽しめる観光農園もいっぱい。初夏に果物狩りを楽しむなら、甘くてみずみずしいメロンの収穫体験がおすすめです。おなじみのアンデスメロンや、オレンジ色の果肉のクインシーメロンなど、初夏に旬をむかえるおいしいメロンを存分に味わってください。
メロン農園情報
茨城県内でメロン狩りを楽しむことができる施設をご紹介します。天候や収穫状況、コロナウイルス感染症感染拡大の影響等で、中止またはご紹介している内容と異なる場合がありますので、必ず事前に施設にお問い合わせください。
鉾田市
みなみ果樹園芸
6月上旬~6月下旬 鉾田市上釜365 入場(試食込み)600円、食べ放題 大人1,500円、小人850円、持ち帰り 1kg当たり1,000円〜 期間中無休 0291-37-1049
いばらきの代表的なメロンの品種~初夏メロン編~
茨城県の中でも、特にメロン栽培がさかんなのが鹿行地域の鉾田市。様々な品種を栽培しているため春~秋と長い期間でメロンを出荷しています。その中でも、7月ごろまでに旬を迎える「初夏メロン」の代表的な3つの品種をご紹介します!赤肉の代表格「クインシー」、緑肉の定番「アンデス」、そして茨城県オリジナル品種の「イバラキング」。食べ比べてみると、それぞれ異なる味わいを楽しめます。
クインシー
緑色の皮と、鮮やかなオレンジ色のコントラストが美しい赤肉品種。まろやかで上品な甘さ、なめらかな舌ざわりの果肉が特徴です。出荷時期は、5月中旬~6月下旬が目安。ちなみに、オレンジ色は「カロテン」を多く含んでいるから。
アンデス
初夏メロンの緑肉の定番がこのアンデス。コクのあるしっかりした甘みと、厚い果肉が特徴的。味の良さに対して価格もお手頃とあって人気の高い品種です。出荷時期は5月上旬~6月下旬。名前の由来は「安心ですメロン」なんだとか。
イバラキング
10年以上もの時間をかけて、400通りを超える掛け合わせを経た末に選ばれた茨城県オリジナルのメロン。大玉で香り高く、きめ細やかな果肉。そして、さっぱりと爽やかでクセのない甘さを堪能できます!出荷時期は4月下旬~6月中旬。
メロン狩りにチャレンジ!おいしいメロンの見つけ方
通常、メロンは完全に熟しきる前に畑から収穫され、市場に出荷されています。そして店頭に並んでから皆さんの食卓に届くまでに追熟が進み、食べ頃を迎えるもの。ですが、いばらきでは「木熟」=畑で完熟を迎えたメロンに出会うことができるのです。他では体験できない、産地だからこそ楽しめる「メロン狩り」。おいしい完熟メロンを自分の手で収穫できるメロン狩りに、編集部がチャレンジしてきました。
葉が枯れているのが完熟の証!
メロンはひとつの樹に対して複数の実をつけています。実に近い部分についている葉が、黄色くなって枯れているのが完熟のしるし!広いハウスの中をしっかり見てまわって、見つけましょう。
大きくて、重いメロンを選ぶべし!
良さそうなメロンを見つけたら、ハサミを入れる前に両手で果実を軽く持ち上げてみましょう。大きくて、重いものを選ぶのが、よりおいしいメロンに出会うコツ!持つときは落とさないように気を付けてくださいね。
熟しすぎて割れていないかどうかをチェック!
成熟が進むとメロンにひびが入り、割れてしまうことがあります。これを「完熟割れ」といいます。木熟のメロン狩りの際には、完熟割れしていないかどうかも忘れずチェックしましょう
マイメロンを決めたら、ツルを残してカット!
じっくり選んで、「これ!」というひと玉を決めたなら、ハサミで木からカット。この時に、実の根元ではなくT字型にツルを残してカットしましょう。そうすると、メロンを痛めずに収穫できるそうです。
狩ったメロンは、すぐ食べておいしい!
メロン狩りで収穫したメロンは木熟のため、スーパーで購入したものとは違い追熟は不要。持ち帰ったら、早めに食べるのがおすすめです。保存は常温で、食べる直前に冷蔵庫で冷やしてからカット!
メロン農園 アクセスマップ